nobirukotoのブログ

今後5年間の伸びる事の想像をして参ります

変わる事 日本の商売のパレードの法則

パレードの法則は有名ですが、最近少し違うのかな?と思い、書いてみます。パレードの法則は品質において、不具合の80%は20%の原因から発生されるや、売上において80%の売上は20%の顧客から持たされると理解をしており、これまでB to B取引にて同じ経験をしてきました。

B to Cも同様と思っておりましたが、最近違うのかな?と思うようになってきました。アマゾンのロングテールが出てきて、世界は変わってきましたが、身近な周りも変わってきていると思います。それは趣味や休みに行う事が多様になっているという事です。例えば、30年前であれば、スポーツ観戦は80%くらいが、野球+相撲でした。90年代にJリーグが登場し、事態は一変しました。更に最近ではスポーツ観戦は野球、サッカー、相撲、ゴルフ、バレー、卓球、スケート、バトミントン、テニス、はたまた、セパタクローまで数多くのスポーツ観戦があります。おそらくパレードの法則にはなっていないと思います。

このスポーツ観戦でいえば、30年前の人たちが他のスポーツ観戦へ移った事もありますが、それより多いのが、それまでスポーツ観戦を見ていなかった人が、自分の興味がある(興味ができた)スポーツが認知され、テレビ中継が行っていたり、簡単に見に行くことができる環境ができました。そのため、スポーツ観戦で言えば、観戦する人の需要が30年前より増えていると思います。

この事により、スポーツ用品を販売するお店も多岐にわたり、80%の売上を20%のあるスポーツ(単一のスポーツ)で売上を行う事が出来なくなり、パレードの法則は使えなくなってきたと感じております。ただし、ある単一のスポーツの中では販売している商品の20%が80%の売上を上げているかもしれません。

スポーツ観戦だけではなく、趣味は非常に多様化しており、一体いくつ趣味の種類があるのかわからなくなっております。まさにロングテールの世界になってきた感じがします。